先に結論:記録を続けるなら月550円の価値はあった

筆者にとって体組成計は、体の変化を感覚ではなく数字で確認し、食事やトレーニングの方向を見直すきっかけになりました。一方で、1回ごとの数値に振り回されて不安になった時期もあります。数値の見方を決めてから使うと、月550円以上の価値を感じやすいと思います。

体組成計オプションの概要(筆者の契約店舗)
料金月額550円(税込)。月会費に加算
導入状況一部店舗のみ
主な測定項目体重、体脂肪率、筋肉量、体内年齢、部位ごとのバランス、体型の判定
記録測定結果をアプリで記録できる
FIT PLACE24の店舗に設置されたTANITA製の体組成計と、測定結果を表示するタブレット
筆者が使っている店舗の体組成計(TANITA製)。壁のポスターには、服を着たまま測定する旨の案内があり、横には除菌スプレーとウェットシートが置かれていた(筆者撮影)

約1年測ってわかった体の変化

筆者の記録から、節目の数値を抜き出しました。記録にはサブで利用しているジムの体組成計で測った日も含まれ、測定条件や機器による誤差を含む、あくまで一個人の記録です。

筆者の体組成の推移(身長168cm・抜粋)
時期体重体脂肪率筋肉量
2025年9月(入会直後)53.5kg15.4%42.9kg
2026年3月(約半年)59.2kg18.5%45.7kg
2026年7月(約10か月)60.5kg16.7%47.8kg

入会直後の測定では、体型の判定に「運動不足型」「筋肉量が少ない」と表示されました。そこから約10か月で、筋肉量は5kg近く増えています。途中で体脂肪率が上がった時期もありましたが、増量と減量を切り替えながら進めた結果です。

アプリのグラフで見る1年間の推移

次のグラフは、測定結果を記録するアプリで見られる2025年10月〜2026年10月の月ごとの平均です。1回ごとの数値より、月単位の流れを見るために使っています。

2025年10月から2026年10月までの体脂肪率の月平均の推移を示すグラフ。15%台から2月に約19%まで上がり、7月に約16.5%まで下がり、10月に約20%まで上がっている
体脂肪率(%)の月平均。2026年2月に高く、7月に低い。右端の10月は測定1回のみ(アプリのグラフ・筆者のスクリーンショット)
2025年10月から2026年10月までの体重と筋肉量の月平均の推移を示すグラフ。体重は約54kgから約61kgへ、筋肉量は約43kgから8月に約47.5kgまで増え、10月は約46kgに下がっている
体重(kg)と筋肉量(kg)の月平均。体重は緩やかに増え、筋肉量は2026年8月が最も高い。右端の10月は測定1回のみ(アプリのグラフ・筆者のスクリーンショット)
月ごとの平均の推移(グラフから筆者が読み取った概算値)
月体重体脂肪率筋肉量
2025年10月約54.6kg約15.7%約43.6kg
2025年11月約53.8kg約15.4%約43.1kg
2025年12月約54.6kg約16.1%約43.4kg
2026年1月約57.5kg約17.9%約44.7kg
2026年2月約59.2kg約19.1%約45.4kg
2026年3月約59.4kg約18.7%約45.8kg
2026年4月約60.1kg約19.0%約46.2kg
2026年5月約60.0kg約18.3%約46.5kg
2026年6月約59.0kg約17.0%約46.4kg
2026年7月約59.8kg約16.5%約47.3kg
2026年8月約60.7kg約17.4%約47.5kg
2026年9月約60.9kg約18.3%約47.1kg
2026年10月(測定1回のみ)約61.1kg約20.1%約46.3kg

表の数値は、グラフの点の位置から読み取った概算で、アプリの表示値とは少しずれる場合があります。また、上の抜粋表は個別の測定値、こちらは月平均のため、同じ月でも数値は一致しません。

2026年10月は、この記事を更新した時点では測定が1回だけで、月の平均ではありません。体脂肪率が約20.1%、筋肉量が約46.3kgと出ていますが、測定時間や水分量などで数値は動くため、1回分だけで傾向を判断するのは避けています。10月の数値は、月がそろってから改めて見直します。

1年前の9月と今年の9月を比べる

季節や測定条件をそろえるため、入会直後の2025年9月と、1年後の2026年9月を比べました。2025年9月は個別の測定値、2026年9月は月平均(グラフからの概算)のため、厳密な比較ではなく目安です。

2025年9月と2026年9月の比較(身長168cm・概算)
項目2025年9月2026年9月差
体重53.5kg約60.9kg約+7.4kg
体脂肪率15.4%約18.3%約+2.9ポイント
筋肉量42.9kg約47.1kg約+4.2kg

体重と体脂肪率から脂肪の量を計算すると約8.2kgから約11.1kgで、1年で約2.9kg増えています。一方、筋肉量は約4.2kg増えており、体重の増えた分の半分以上は脂肪以外でした。筆者は軽い増量をしており、トレーニングの強度と扱う重量も上がっているため、この1年は増量期としては筋肉が増えた1年だったと見ています。

役に立った場面

食事を見直すきっかけになった

2025年11月は、体脂肪を落とそうと長時間の有酸素運動を続けていたところ、筋肉量が入会後の最低値まで下がりました。数値を見て「このやり方は合っていない」と気づき、12月から有酸素運動をやめて、食事量とたんぱく質を増やす方向に切り替えました。その後、筋肉量は増える傾向に戻りました。感覚だけでは、この切り替えはもっと遅れていたと思います。

増量・減量の切り替えを判断できた

2026年5月は、体重を落としながら脂肪を減らす時期にしました。体重と体脂肪率が下がっても、マシンで扱う重量は落ちていなかったため、「筋肉は保てている」と判断できました。数値と重量の両方を見たことで、方針に自信を持てた時期です。

数値に振り回された場面

役に立つ一方で、1回ごとの数値に一喜一憂して不安になった時期もありました。

4月の不安は、「本当に筋肉が落ちているなら、扱える重量も下がるはず」と考え、実際には重量を更新できていたことで落ち着きました。体組成計の数値は、トレーニングの重量や見た目と合わせて判断するのが、筆者にとっていちばん大きな学びです。

ぶれを減らす測り方のコツ

体組成計の数値は、体の水分量や測る時間帯で変わります。筆者が続けるうちに決めたルールは次のとおりです。

  1. 同じ機器で測る:家とジムなど、違う機器の数値どうしを比べない
  2. 条件をそろえる:トレーニングの前か後か、食事の前後など、測るタイミングを決めておく
  3. 月単位の流れで見る:1回の数値ではなく、1か月の平均や傾向で判断する
  4. 重量の記録と並べて見る:アプリのトレーニング記録と合わせて、体の変化を判断する

FIT PLACE24のアプリでは、トレーニングの記録と体組成の記録を同じアプリで見られます。使い方はFIT PLACE24の初めての使い方でも紹介しています。

オプションが向いている人・いらない人

向いている人

  • 増量・減量など、体の変化を数字で追いたい
  • 月に何回も測って、傾向をつかみたい
  • 食事やメニューを見直す判断材料がほしい
  • 記録をアプリでまとめて管理したい

なくてもいい人

  • 体重だけわかれば十分
  • 測る回数が月1回未満になりそう
  • 1回ごとの数値が気になって不安になりやすい
  • 契約店舗に体組成計が導入されていない

オプションは月会費に加算されるため、水素水サーバーなどと重ねると月額が上がります。必要なものに絞って選ぶのがおすすめです。

よくある質問

体組成計はいくらですか?

筆者が契約している店舗では、有料オプションとして月額550円(税込)でした。導入の有無や料金は店舗によって異なるため、申し込み時の画面や店舗ページで確認してください。

数値が測るたびに違うのはなぜですか?

体組成計の測定値は、体の水分量や測る時間帯、食事やトレーニングの前後などで変わります。筆者は、同じ機器・同じ条件で測り、1回ごとの数値より月単位の流れで見るようにしています。

家の体重計とジムの体組成計で数値が違うのは普通ですか?

筆者も、家とジムで数値が違うことに戸惑った時期がありました。機器によって測定方式や算出方法が異なるため、比べるときは同じ機器の数値どうしで比べるのがおすすめです。

まとめ:見方を決めて使えば、続けるための道具になる

FIT PLACE24の体組成計オプションは、月額550円で体の変化を記録できるサービスです。筆者は、食事の見直しや増量・減量の切り替えを判断する材料として役立ちました。

ただし、数値は条件によって変わります。同じ機器・同じ条件で測り、月単位の流れと重量の記録を合わせて見ると決めておくと、数値に振り回されずに使えます。導入状況は店舗によって異なるので、契約前に確認してください。

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